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  LightNovel Readers 2002.7.1 Vol.13
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●Contents――――――――――――――――――――●
      ◆新刊案内
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◆新刊案内
【6月6日から6月20日までの新刊案内】価額は全て税別です。

●電撃文庫(6月10日発売)
「僕にお月様を見せないで(7) 29番目のカッチョマン」
 著:阿智太郎 イラスト:宮須弥 510円
「Missing5 目隠しの物語」
 著:甲田学人 イラスト:翠川しん 570円
「悪魔のミカタ(3) パーフェクトワールド・平日編」
 著:うえお久光 イラスト:藤田 香 510円
「都市シリーズ 電詞都市DT<下>」
 著:川上稔 イラスト:さとやす(TENKY) 710円
「ポストガール」
 著:増子二郎 イラスト:GASHIN 530円
「ダーク・バイオレッツ」
 著:三上 延 イラスト:成瀬ちさと 510円
「スターシップ・オペレーターズ(3)」
 著:水野 良 イラスト:内藤 隆 メカデザイン:山根公利 510円
「フィギュア17 つばさ&ヒカル」
 著:米村正二 イラスト:千羽由利子、中平凱 550円

●富士見ファンタジア文庫(6月20日発売)
「フルメタル・パニック! あてにならない六法全書?」
 著:賀東 招二 520円
「封仙娘娘追宝録・奮闘編4 夢の涯」
 著:ろくご まるに 520円
「スクラップド・プリンセス10 遙かなる追想曲」
 著:榊 一郎 520円
「グランダイバーズ 三匹、荒砂に舞う」
 著:青田 竜幸 560円
「伝説の勇者の伝説2 宿命の二人三脚」
 著:鏡 貴也 560円
「精霊症候群 エレメンタルカナ」
 著:田村純一&レッド・エンタテインメント 560円

●ファミ通文庫
「魔鏡の理 巻之弐 わかくさの」
 著:篠崎砂美 イラスト:田口順子 640円
「ホルス・マスター13 悪徳の花園」
 著:嬉野秋彦 イラスト:此路あゆみ 640円
「闘鬼風雲録(バトルボーイダイアリー) 参」
 著:秋津透 イラスト:むっちりむうにい 640円
「トゥインクル☆スターシップ3 私、あなたが信用できません」
 著:庄司卓 イラスト:まりも 640円
「豚に名前がついた日 ガンゴースト」
 著:川崎康宏 イラスト:北野玲(モーニングスター)640円

<お薦め紹介>
 10周年企画で新刊大量発売の電撃文庫。「Missing」は早くも5巻目、デザイン
にも注目。短編大賞受賞作「ポストガール」発売。ノベライズでは、「フィギュア17
 つばさ&ヒカル」が登場。ストーリーを急ぎすぎたのが残念。
 富士見ファンタジア文庫からは久々、ろくご まるにさんが登場、「封仙娘娘
追宝録・奮闘編4 夢の涯」。2年ぶりか? 「精霊症候群 エレメンタルカナ」
は一風変わった精霊もの。
「闘鬼風雲録」は完結編。庄司卓さんの十八番スペースオペラ、「トゥインクル☆
スターシップ」は3巻目。「ガンゴースト」が再登場! 川崎康宏さん、「豚に名前がついた日」。今月の新刊は全てシリーズ物、ファミ通
文庫でした。(勝)

◆ちょっと一息
 個人的な感情が含まれていないとはいいきれません。
 むしろ個人的な感情のみといったほうが近いでしょう。
 非常に嬉しい。何故か?
 それは一冊の新刊です。

「封仙娘娘追宝録・奮闘編4 夢の涯」
著:ろくご まるに
定価:本体520円(税別) 文庫判
ISBN:4-8291-1436-3-C0193

 何故にこの本が嬉しいかというと、「待望」だからです。
「封仙娘娘追宝録」シリーズのドラゴンマガジン掲載作4本に中編描き下ろしを
加えたこの本には、帯にどうどうと「再始動 ろくごまるに」と書かれています。
 思い起こせばン年前、「食前絶後」の短編をドラゴンマガジンで読んでから、
僕はこの作者が気になってしかたがなかったのです。
 ドラマガを小まめチェックし、「食前絶後!!」文庫化を確認したときは小躍り
したものでした。少ないコヅカイをため、発売日を待ち、手に入れたその作品は
期待を越える、まさに「これぞライトノベル!」でした。
 ろくごまるにさんの「食前絶後!!」は、当時の僕に本当の衝撃を与えたのです。
 その後、彼は「封仙娘娘追宝録」シリーズを発表。
 残念ながら、「食前絶後!!」ほどの衝撃をうけることはありませんでしたが、
それでも新刊の発売日には必ず手に入れていました。
 ところが、だったのです。

 頭に書いたとおり、「再始動 ろくごまるに」といわれるほどブランクがあいたわけ
です。収録作の雑誌掲載日付を確認すると、どれも2000年のもの。
 そんなわけでこれを「待望」といわずして!
 色々な面で入れ換わりの激しいジャンルですが、ときにはこんなハッピーがあって
も良いのでは、、、、

「封仙娘娘追宝録・奮闘編4 夢の涯」の表紙を眺めながら、そう思うのでした。
(勝)


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