2003年4月20日(日) 10:30〜16:00
会場:日本青年館
タイムテーブル
開催時間 |
企画名 |
出演ゲスト(敬称略) |
10:00〜 |
受付開始 |
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10:30〜 |
オープニング |
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11:00〜 |
ルーツを探れ! ひかわ玲子 〜〜ファンタジーの私〜〜 |
ひかわ玲子 柏崎玲央奈 |
12:00〜 |
作家になろう!〜〜モノカキへの道〜〜 |
赤城毅 |
13:15〜 |
歴史はドラマに満ちている |
映島巡 定金伸治 |
14:15〜 |
完全なる超真空 |
中里融司 都築由浩 ひかわ玲子 |
15:00〜 |
宇宙は楽し〜続・ライトノベルの無重力部屋〜 |
都築由浩 |
16:00〜 |
エンディング |
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●オープニング
今年もLNFでは参加証として缶バッチを配りました。去年は緑1色でしたが、今年は4色!なぜかというと、参加者振り分けクイズをしたからです。「あなたがライトノベルを書くならどんな本?」という質問から始まって、目的は?仲間は?と質問を重ねます。孤独なヒーローが活躍する作品を望む人は燃える赤のバッチ、仲間を大事にしてシリーズ化を目指すなら安全な緑のバッチ、そしてそして、女の子をたくさんオトすことを目的とする煩悩王は紫のバッチ!って、どーしてそんなに紫が多いかなあ? しかも某ゲストさんまで紫?(どなたが紫かは考えてみてくださいねー)
●ルーツを探れ! ひかわ玲子 〜〜ファンタジーの私〜〜
99年に刊行された「ひかわ玲子のファンタジー私説」を縦糸にひかわさんのファンタジーに対する想いを語って頂く企画でした。
司会は柏崎玲央奈さん。剣と魔法が出てくればファンタジー? いいえそれだけではないのです。語って頂くうちにファンタジーとは何かが見えてきます。
今話題の映画・アニメを始めファンタジー作品の見方が変ります。
●作家になろう!〜〜モノカキへの道〜〜
たくさんある新人賞。とにかくまず一次審査を通るためには、何に気を付ければいいのかといった話を、実際に審査に携わっている立場と、実際に作家として活動している立場からお話ししていただく企画です。
枚数制限はどのくらい厳密に守るべきなのか、話が終わっていないものは絶対落ちますよなんて話、言葉の選び方について、はては「ものの見方がさもしくなる」なんていう作家の業についてまで、話題は様々に展開します。
実際的で技術的な話やら、実際にあった笑える話、大前提の心構え論等々、作家を目指す人にも別に目指さないひとにも、興味深いひとときでした。
●歴史はドラマに満ちている
歴史や史実を舞台に作品を書かれている映島巡さんと定金伸治さんに、歴史物を書くというのはどういうことかお聞きしました。司会は編集者の半澤三智丸さんです。
資料からどう創作をするのか、キャラ造形は?お二人のとらえ方の違いも興味深い企画になりました。
●完全なる超真空
今年もやりました、大盛り上がりの参加型企画。
正面スクリーンに映し出される本の表紙や人物紹介イラストを眺めながら、ゲストが作品タイトルを当てたり、人物関係を推理したりするのです。周りの参加者は、「それは違う」「あ、近づいてきたぞ」なんて好き勝手に声をかけます。
「この中に3人宇宙人がいます。それは誰?」とか「このキャラの必殺技ってなんでしょう?」なんて質問に、ゲストの作家さんが次々に鋭かったり突飛だったりそっちの方が楽しそうだったりの推測を展開! すっかり元とは離れた詳細な設定ができあがっていくのを聞きながら、思わず、あぁその話、いっそ本当に書いてくれません?なんて思ってしまうのでした。
●宇宙は楽し〜続・ライトノベルの無重力部屋〜
第1回LNFからの継続企画、「宇宙は楽し〜」。宇宙開発や取材話に華を咲かせた前回から変わって、今回は「スペース・オペラ」について都築由浩さんにお話しを伺いました。
進行は都築さんのスペースオペラ原体験にはじまり、その後スペースオペラが辿った歴史、アニメや映像メディアへの分散、そして浸透と進みました。スペースオペラを駆け足で語る企画でしたが、途中からスレイヤーズやセーラー・ムーンといった「何故この作品が受けたか?」という話に脱線。会場の参加者からも意見(というか、ネタというか)が飛び出し、興味深くも楽しい企画になりました。
●エンディング
エンディングでは、ゲストのみなさま・出版各社のみなさまから頂戴した書籍やテレカを参加者にプレゼントしました。しかし、ただ渡したのでは面白くない! 参加者全員で“じゃんけん”をしての争奪戦となりました。ゲストの本をかけてゲストとじゃんけん−単純な勝負って結構熱くなるものです。会場は楽しい雰囲気に包まれ、和やかなエンディングを迎えました。
このほか、ゲストさんに関連ある書籍や同人誌の販売コーナーも設けられ、ファン同士や編集者の方との交流も行われました。