2006年4月23日(日) 10:30〜16:30
会場:大田区産業プラザPi0
第5回ライトノベル・フェスティバル
テーマは「メガネ」!
今回のテーマは「メガネ」!
めがね? それとも眼鏡? いやいやメガネ?
メガネの特集本、メガネの女子アナ、メガネのブログ、メガネのお笑い芸人、と、メガネの魅力をあちこちでみかける今日この頃。(筆者注:この頃、マジでメガネがブレイクしてました/タイムリーすぎるテーマにびっくりでした)ちょっと待って! アニメや漫画、そしてもちろんライトノベルでも、メガネのキャラクターは昔から人々を魅了してきましたよ。そんなメガネの魅力をみんなで考えてみようというのが今回のライトノベル・フェスティバル。メガネの魅力がよくわからない、というあなたのために、アツいメガネトークと楽しい企画をお届けします。メガネの基本をおさえる解説から、ゲストのメガネ体験、最強のメガネキャラクターまで、メガネ度120%でお届けします。でいってみました。
【ゲスト様ご紹介】
- 桜坂洋 さん
- 『よくわかる現代魔法』(集英社スーパーダッシュ文庫)、『スラムオンライン』(ハヤカワ文庫)等でご活躍の作家さんです。
- 高殿円 さん
- 『銃姫』(MF文庫J)、「遠征王」シリーズ(角川ビーンズ文庫)、「そのとき」シリーズ(角川ビーンズ文庫)等でご活躍の作家・漫画原作者さんです。
- 都築由浩 さん
- 『シャーロットはガラスの靴の夢を見るか』(GA文庫)等でご活躍の作家さんです。
- 中里融司 さん
- ライトノベルのみならず、時代小説や仮想戦記などでもご活躍です。
- 堀田純司 さん
- 『萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造』(講談社)、『ガイナックス・インタビューズ』(講談社)等でご活躍のライターさんです。
- 三村美衣 さん
- ジュブナイルSF研究家、ファンタジー、ライトノベル 書評家。『ライトノベル☆めった斬り!』(大森望氏と共著/太田出版)をはじめ、多くのライトノベル評論でご活躍です。
【企画紹介】
●オープニング
毎年テーマに沿ってスタッフがコスプレしてるわけですが、実行委員長のコスプレは…頭の上にヒヨコ。おお、これは『ぴよぴよキングダム』(著/木村航 イラスト/竹岡美穂 MF文庫J)の森山拓ですね。
●クイズ!ライトノベル読者だいたい100人に聞きました
オープニングが終わると1コマ目の企画、「クイズ!ライトノベル読者だいたい100人に聞きました」を開始。LNFではおなじみのゲスト、中里融司さん、都築由浩さんの登場です。今年は、声優業もしているという個性的な司会者の仕切りで行われたこのクイズ。大会テーマにのっとって、メガネをお題にさまざまなクイズを出しました。
「今までで一番印象に残ったメガネキャラは?」「メガネっ子の特性とは?」…あなたならどんな答えを思い浮かべますか?企画の後半では、「クイズ!ライトノベルのプロだいたい10人に聞きました」ということで、作家の方の回答を問題にしました。これがまた楽しい答え満載でした。
●ライトノベル天気予報
2コマ目の企画は「ライトノベル天気予報」
おなじみの書評家・三村美衣さんを迎えて、ライトノベルの業界動向をまったりと話す企画。のはずが、会場にいらしていた出版社のみなさんから、現在手がけているお仕事や、イチオシ作品のお話を伺う時間となりました。さすがは同時代性が特徴のライトノベル。イベントも臨機応変です。この年は、ライトノベルの新規レーベルの参入や、関連本の出版が大きなうねりとなったこともあり、ナマのお話もエキサイティングでワクワクしました。
●高殿円&桜坂洋 対談 〜メガネが世界をまわしてる〜
3コマ目の企画は「高殿円&桜坂洋 対談 〜メガネが世界をまわしてる〜」
メガネ大好き高殿円さんと、コンタクトは死ね桜坂洋さんの対談。どちらも無類のメガネスキーということで、聞きごたえも十分でした。「ムスカが登場した瞬間、主人公二人の不幸を願ってた」「メガネをかけると美形になるというキャラクターにこれだよ!と」などなど。芸能界から漫画、ゲームまで、縦横無尽にメガネを渡り歩いていただきました。うーん、やはり好きなものを題材にお話いただくのは楽しいですねっ!
●休憩時間のお楽しみ
休憩時間には、恒例のライトノベルカルタで遊んだり、ゲストの作品を座り読みしたり、みなさんそれぞれに楽しんでいただきました。
ゲストのみなさん、お越しくださったみなさん、本当にありがとうございました。
なお、イベントの詳細は第5回記録集(同人誌即売会などで頒布しています)をご覧くださいね。
そうそう。当日は、高殿円さんのご友人・渡瀬草一郎さん(『空ノ鐘の響く惑星で』『陰陽の都』)がいらっしゃいました。休憩時間にお茶会をしていただけませんか、とお願いしたところ快諾いただきました。わーお!なんと有難い!
カボチャや幼なじみの話題で盛り上がったようです。後日、読書会に参加した方から「あの日、渡瀬さんにサインいただいたんです」という嬉しいエピソードも聞きました。こんなハプニングもLNFならでは。渡瀬さん、ありがとうございました。