第7回ライトノベル・フェスティバル

2008年4月13日(日)
会場:東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 第1・第2展示室

 第7回を迎えるLNF。今回は開催は秋葉原でした。(流浪のイベントですみません/来年はもう一度秋葉原でやりたいなあ)

テーマは「耳としっぽ!」

 耳としっぽは奥が深いです。
 動物耳キャラ(猫耳、兎耳、犬耳、ネズミミ、狐耳)、エルフ耳キャラ、獣人キャラ、動物キャラ、特殊耳(メカ耳)キャラ、宇宙人耳、耳フード。
 安部清明の伝説上の母親は妖狐!(たぶん耳としっぽキャラ)
 もっくんだって耳としっぽ!?
 悪魔っ子だって耳としっぽキャラ!?
 リボンは耳に入りますか?
 角は耳に入りますか??
 バナナはおやつに入りますか??

 というわけで、メインゲストには、今、尻尾と耳といえばこの方!という支倉凍砂さんをお迎えしてのLNF07でした。

タイムテーブル
開催時間 企画名 出演ゲスト(敬称略)
10:00 受付開始  
10:30 オープニング  
11:00〜12:00 ふさふさ?ぴくぴく? 〜耳としっぽはよくしゃべる〜 支倉凍砂
12:45〜13:45 今日は私が主役?〜発展形お茶会〜  
14:45〜15:45 ライトノベル天気予報 三村美衣
〜16:15 エンディング  

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【ゲスト様ご紹介】

支倉凍砂 さん
2005年に「狼と香辛料」で第12回電撃大賞の銀賞を受賞。翌2006年、同作にてデビュー。
作品はファンタジー的な世界観だが剣や魔法は活躍せず、経済の要素がクローズアップされているのが特徴。そのため「経済ファンタジー」として話題を呼ぶ。
またヒロインである賢狼ホロの人気も高く、「わっち」「ぬし」「くりゃれ?」などの独特な言葉遣いや時折見せる少女らしさに魅了された読者も多い。
『このライトノベルがすごい! 2007』(宝島社)内ランキングにて作品部門の1位を獲得しており、メディアミックスとしてテレビアニメ、コミックについても好評展開中。
堀田純司 さん
ノンフィクション・ライター。
大学在学中より、フリーランスの編集者として働く。
2002年には自身が企画、取材したインタビュー集『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』(講談社)を刊行。著書に『萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造』『ガイナックス・インタビューズ』(講談社)。
三村美衣 さん
ライトノベル/ファンタジー評論家・ジュブナイルSF研究家。
1992年ごろより、《小説ハヤカワ ハイ!》などに書評を寄稿。《SFマガジン》のファンタジー書評、《活字倶楽部》などでも活躍中。
須賀しのぶ さん
『惑星童話』で1994年コバルトノベル大賞/読者大賞を受賞後、翌年、同作品でデビュー。
<キル・ゾーン>シリーズ、<ブルー・ブラッド>シリーズ、<天翔けるバカ>シリーズ、<流血女神伝>シリーズ、<ブラック・ベルベット>シリーズなど、著作多数。
読み始めると途中で止めることができない、抜群の面白さが一番の特徴。歴史への深い洞察や世界設定、軍隊描写などが作品に個性と奥行きを与えている。骨太な物語に散見されるユーモアも楽しい。2007年12月には初の単行本『スイート・ダイアリーズ』(角川書店)を刊行。
(チャットインタビューにてのご参加)

これらの他に、恒例のカルタや座り読みコーナー、同人誌即売コーナー、そして須賀しのぶさんのチャットインタビューもありました。

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【企画紹介】

●ふさふさ?ぴくぴく? 〜耳としっぽはよくしゃべる〜

 メインゲスト・支倉凍砂さんが登場。
 今回のLNFは『狼と香辛料』アニメ化の追い風を受けての開催となりました。「会場に入りきれないほど人が来たらどうしよう」と懸念していたものの、蓋をあけてみたらいつも通りの人数。これって・・・喜ぶべきなの?悲しむべきなの?
 お話の聞き手は、前回のライトノベル・フェスティバルでも好評だった堀田純司さん。「小学校から耳スキーだった」「実はSFっぽい作品を書いていた」などなど、興味深い話を伺うことができました。

●今日は私が主役?〜発展形お茶会〜

 いつもは休憩時間に開催されているお茶会。今年は企画の一つとして大々的にやっちゃいました!
 どんな感じかというと…。 会場に、いくつかの卓(テーブル)を置きます。そのテーブルごとにお題が決めてあり、自分の好きな卓に行き、テーマについて語るのです。卓のお題は「あなたが読むべきラノベはこれ!〜ラノベソムリエ・三村美衣と選ぶ、あなたの1冊〜」「私、ラノベ初心者です〜フリートーク〜」「電撃しか読んでませんが、何か?」等々。「作り手に聞く」には冬樹忍さんが、「女の子も団結しよう!」には縞田理理さんがスペシャルゲストとしてご参加くださいました。
 どの卓も、大変な盛り上がりで熱いトークが繰り広げられたようです。

●ライトノベル天気予報!

 ライトノベル・フェスティバルではおなじみの三村美衣さんにお越しいただき、2008年のライトノベルについてうらないました。おなじみの、当日ライトノベル・フェスティバルにご参加いただいている出版社のみなさまからのお話も満載。各社の一押し作品とか、新しいレーベルの話とか、裏話あれこれ、面白い話をお聞きすることができました。
(ちなみに、田中ロミオさんのインタビューは、LNFで再録・発表することはありません。申し訳ない。これはイベントに来た人だけの楽しみということで)

●休憩時間企画 須賀しのぶさんチャットインタビュー

 パソコンを通じてチャットでインタビューを行いました。
 今回のチャットは、昨年11月に完結した『流血女神伝』のお話を中心に伺いました。

 休憩時間には、恒例のライトノベルカルタや新作の連想カルタで遊んだり、ライトノベル試験を実施したりしました。今年は女の子のスタッフが多かったため、参加者のみなさんも張り切っていたようです。

 いずれも詳しい内容はLNF第7回記録集(同人誌即売会などで頒布しています)をご覧ください。

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